再生エネルギーエキスポ(Smart Energy Week)2025.2.19~21

展示会見学報告

ソーラーパネル、蓄電池、水素燃料電池など、再生可能エネルギー関連の技術が一堂に会する展示会とあって、会場は多くの来場者で賑わっていた。特に目を引いたのは、海外企業のブースの多さである。

近年、ソーラーパネルと蓄電池を組み合わせた発電所が増加しており、これまでソーラー分野で知られていた企業もバッテリー市場へ進出している。その結果、電気自動車市場と同様に、バッテリー分野でも中国系企業同士の競争が激化している。その象徴とも言えるのが、会場の入口正面に並んでいた大手バッテリーメーカー2社のブースであった。

また、筆者が昨年訪れた台湾のある企業は、リチウムイオン電池用の異常検知システムを展示していた。これは温度検知ではなく、ガス検知によるもので、温度センサーよりも早い段階で異常を検知し、電源をオフにできる点が特徴である。

某鉄鋼メーカの子会社が、水素用ボンベを展示していたので聞いてみたが、まだまだ日産精々100本なので商売にはなっていないそうである。塗料は吹き付け後自然乾燥なので、弊社の新商材である、IH乾燥システムは不要とのこと。水素はEV同様、供給インフラの問題があるため、よほどの消費量がある工場等でようやく使えるレベルだがドローン用はこれから楽しみなアプリだとのこと。

Solar パネル関係で素晴らしい展示ブースがあったので是非見てもらいたい。

完全なイメージ広告であるが、わが社の宣伝広告部でも今後、LEDを利用した抜群に目立つブース製作を是非行ってほしい。