【技術コラム】「工場の自動化の主役はロボットではないー現場を支えるシンプルな機械の力」
工場の自動化の主役はロボットではない
— 現場を支えるシンプルな機械の力
2026年4月9日
工場の自動化というと、AI、ヒト型ロボット、完全無人工場
――そんな未来的なキーワードを思い浮かべる方が多いかもしれません。
テスラ社が開発しているヒト型ロボットなどもニュースで取り上げられ、
未来の工場としてとても魅力的なイメージがあります。
しかし、長く工場の現場を見てきた感覚では、これらが本格的に実用化されるにはまだ少し時間が必要だと
感じています。
なぜなら、工場で最も重要なのは「最先端であること」よりも、
毎日止まらず、確実に動き続けることだからです。
現場で最も重要なのは「止まらないこと」
理由はとてもシンプルです。工場では
- コスト
- 信頼性
- メンテナンス
といった要素が非常に重要になります。
どれだけ高度な技術でも、毎日安定して動き続けなければ現場では使うことができません。
現場を支えているのはシンプルな機械
実際の工場の自動化を支えているのは派手なロボットではなく、ギアやカムで動く機械だったりします。
古典的な仕組みですが
- 構造がシンプル
- 壊れにくい
- メンテナンスが容易
という強みがあります。
例えば、食品工場の包装工程でも同じです。製品を入れる化粧箱、それをまとめる外装箱。
こうした箱包装の工程では、シンプルで確実に動く機械が長年現場を支えています。
多関節ロボットは非常に便利ですが、
- 導入コストが高い
- 保守が難しい
という面もあります。
用途によっては、シンプルな機械の方が優れているケースも多いのが実際の現場の感覚です。
そして、こうした「シンプルで確実に動く仕組み」をベースに、
品質確認を自動化する装置も現場では重要な役割を果たしています。
次に紹介するのが、その一例である箱包装向けの検査装置です。
FOOMA JAPANで六面体検査装置を展示します
FOOMA JAPANは食品業界向けの展示会ですが、
工場の自動化技術を見るという意味でも非常に興味深い展示会です。
今回、弊社の親会社であるミキタ社のブースでは箱包装工程向けの「六面体検査装置」を展示します。
化粧箱などの箱包装工程において
- 印字ミス
- 箱潰れ
- シワ
- フラップ不良
などを自動で検査する装置です。
FOOMA JAPANで装置の実演展示を行います
展示会では、実際に装置を動かしながら箱検査の仕組みをご覧いただくことが出来ます。
もしFOOMAに来られる機会がありましたら、ぜひミキタブースにもお立ち寄りください。
ご来場の際、「メディア研究所のメルマガを見ました」とお伝えいただいた先着10名の方には
ささやかながらワインをプレゼントさせていただきます。
会場でお会いできれば嬉しく思います。
展示会情報
FOOMA JAPAN 2026
会期:2026年6月2日〜6月5日
会場:東京ビッグサイト
小間位置:東展示棟第7ホール E7-26-12
 ミキタブースにて六面体検査装置を展示予定

